移動販売車・キッチンカー・テント等による災害時・非常時等の緊急支援チームについて
店舗情報を登録した会員は「緊急支援チーム」に参加となります。
被災時・緊急時に、移動販売車・キッチンカー・テント等による災害支援を行います。
チーム結成にあたって
緊急支援チーム募集に興味を持っていただきありがとうございます。
全国で、世界中で、想像を絶する災害が発生し、尊い命が失われています。
当協会の代表も2011年3月11日、東日本全域を襲った震災を経験したひとりです。事務所や家の中はめちゃくちゃになり、瓦が落ち、道路は塀が倒れところどころ地割れでヒビや段差ができ通れない場所もありました。海なし県でしたので津波による被害はなく、イベント用のテントで寝泊まりし、仕事で使った残りの食材をキッチンカーで調理して数日を凌ぐことができました。
(お湯を沸かして温かいカップメンを食べる事ができたのは救いでした)
一方で茨城県から東北の海岸地域では、地震だけでなく津波による被害が拡大し、命を落とす方が大勢いました。現実とは思えない光景、恐怖と不安、大自然の猛威を恐ろしく感じましたが、テレビで見ているだけではいられず、県や自治体に支援の問い合わせをしましたが、色々な事情がありなかなか受け入れまでは行かない状態でした。(とにかく現地では道路がまともに使えない、水も燃料も手に入らない)
それからずっと、緊急時に動き始めるのではなく、緊急時のための備えが必要だと感じていました。それも一部の地域だけの対応ではなく全国どこでも対応できるネットワークが必要だと感じました。そして私たちには移動販売のネットワーク網があります。移動販売事業者は全国に広がっており、移動範囲も広く持っています。飲食、ものづくり、カウンセリングなどそれぞれの分野で専門の知識を持っている方が多く、支援拠点となるベースがあり、まとまりがあれば十分にその力を発揮して被災時の支援が可能になります。
飲食だけではなく、心のケアも必要です。寄り添い、話を聞いてもらうだけでも心が救われます。モノ作りを通して話し相手になり、おいしいものを食べることでも心は元気になります。病気や怪我を治して命を救うことはできなくても、私達ができることはたくさんあります。一人ひとりは小さくても、集まったたくさんの力が必要です。
今、移動販売事業者が必要とされているのです。そしてここに、いざというときに力を貸していただける仲間を募集することになりました。
募集について(参加規約:暫定)
当チームは災害時・非常時等の緊急支援を目的に結成するものです。(出店サポート基本契約を締結済みの一般会員以上は自動的に等チームに参加しています)
場合によっては持ち出しで可能な限り、また国や自治体あるいは有志団体等からの食材や必要物資の提供を受け、無償で支援を行うものです。日本全国での震災時・緊急時の対応を可能にするため、全国の移動事業者よりボランティアを募集します。販売や営業ではありませんので利益や報酬は一切発生しません。当協会を含め全ての支援先において利益の保証や支援の強制をするものではありません。当チームが目指すものは「自発的な意志に基づき他人や社会に貢献する行為」となります。なお参加時の事故や怪我も想定されますので、必要に応じて各自で保険に加入して下さい。
御理解の上、同意いただける方のチームへの参加をお待ちしています。
一般社団法人移動販売協会では、県別部会による地域の支援を行っています
県や自治体からの、協定に関するお問合せはこちらからお願い致します。
担当課、ご担当者のお名前と連絡先をお知らせください。
(お問い合わせをたくさん頂いております。順次ご連絡させていただきます。)
活動までのスキーム
当チームは主に県や自治体との連携を想定してメンバーを募集するものであり、支援依頼を受けて活動することを前提としています。
チームへの参加登録は下にスクロールして下さい
【飲食支援】
必須項目
営業許可について
基本的にボランティアでの炊き出し行為は営業許可は不要(営業行為でないため)ですが、飲食提供時の設備は必要なものが揃っていることを確認します。
防災設備と対応
防災設備として消火器はABC10型とします。
ガス、ガソリンなどの燃料を使用するガスコンロやフライヤーなどの器具(以下「火気器具」)にあっては、燃料と距離を置いて設置し、必ず転倒防止措置を行うこと。
燃料と火気器具が近くにある場合は消防署に認められた断熱処理や設置等の対応ができない場合、火気器具の真下や隣などの近距離に燃料を置かないようにする。
消火器は必要時に直ちに使用できる場所に設置し、使用方法を理解し使用できる者が従事する
衛生設備と対応
消毒設備、手洗い用洗剤、マスク、帽子やキャップなど頭髪混入防止となるもの、手袋、清潔なユニフォームやエプロン等。
※感染症の拡大や異物混入防止の観点からも、頭髪、爪、ヒゲ等は衛生的に整え、爪については付け爪やデコレーションは行わない。
支援参加にあたっては必要に応じて健康状態を記録する用紙(HACCP)を提出していただくことになります。
HACCPは義務化されています。こちらをダウンロードしてご自由にご利用下さい。HACCP用紙
参考【厚生労働省WEBサイト】令和3年6月1日から、原則として、すべての食品等事業者の皆様にHACCPに沿った衛生管理に取り組んでいただくことになりました。
募集チームと対応内容の目安
飲食チームと心のケアチームを募集します
▶飲食チーム
避難所や被災地等におけるキッチンカーやテントでの炊き出し
調達可能な物資の供給
必要物資の運搬を含む
自治体や支援団体等が提供する食材の調理
▶心のケアチーム
主に避難所における被災者の心のケア
手作り雑貨、ワークショップなどで、特に子どもや高齢者への心の安らぎを提供・支援
例:内閣府より発表されている「被災者のこころのケア 都道府県対応ガイドライン」に沿った対応
https://www.bousai.go.jp/taisaku/hisaisyagyousei/pdf/kokoro.pdf
▶その他、被災地及び被災者支援において必要かつ対応可能な支援
個人情報について
お預かりする個人情報については厳重に管理し、下記項目を含む被災時の支援を含む当協会の活動に関連すること以外の目的に使用しません。
・必要に応じて当協会より行う被災時の支援に関連する事項を含む連絡。
・定期的な参加登録者の営業・存在確認。
・国や県、自治体、保健所、警察、消防、公共機関、支援団体等への情報提供。
・その他被災支援に関して必要な場合の連絡と情報提供。
なお支援に関するWEB上での参加者情報の公開等については店名のみとし、氏名や住所、電話番号等、個人が特定できる情報は公表しません。
※内容が変更される場合はこのページでご案内します。
その他、当WEBサイトにおけるプライバシーポリシーについてはこちらを御覧ください。
出店者登録の無い方は実際の活動時には本人確認のため、写真付きの書類(運転免許証・パスポート)の提出をお願いすることになります。
なお出店者登録済みで、会員クラス「本人確認済みの準会員」以上については、実際の活動時に電話または電子的通知によって連絡のうえ本人確認の同意頂いたものとします。
※本人確認済み準会員・・・出店者登録後に、エントリーフォームより書類の提出を頂いている準会員
1.準会員
店舗登録済みの会員。あるいは販促物制作や各種サポートどで、店舗登録後に本人確認書類を提出し、本人であることが確認できている会員です。
2.一般会員
店舗登録後に出店サポート基本契約を締結した会員。WEB契約と書面での契約があります。一般会員の会員クラスは「本人確認済みの準会員」以上です。
緊急支援チームへの参加登録
会員登録頂いた方は全員「緊急支援チーム」に参加しています。
【会員(店舗)登録について】
必ず1事業者1名(代表者のみ)がお申し込み下さい。(友達同士での代表者では登録できません)
必ず連絡の取れる住所、電話番号、メールアドレスであることを確認して下さい。(チェーン店の場合は代表者でご登録下さい)
活動時の連絡にはスマートフォン必須です。LINEのグループを使用しますのでアプリをダウンロードして必要時に参加して下さい。
登録後、数分以内に控えが送信されますので、メールが届かない場合はメールアドレスが間違えている場合がありますのでもう一度ご入力下さい。
支援協定
群馬県 明和町 (2024.3)
群馬県 千代田町(2024.6)