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文化祭・学校祭でご利用を検討中の学校や先生方からの質問をまとめました

1.出店のご契約について

出店のご依頼フォームより送信いただき、電話またはメールで受注の確認をさせていただきご依頼受注のご契約成立とさせていただきます。

出店の管理契約や必要時を除き「契約書」への押印やサインを依頼することはありません。

2.各店の連絡先について

原則的に会員の個人情報を開示していません。
イベントでのご利用にあたり店名、責任者名、連絡先電話番号のみお伝えする場合があります。
当協会が会員店舗の取りまとめをしておりますので、何かございましたらお知らせ下さい。

3.各店の確認事項について

お客様に安心してご利用いただけるよう、各店の確認事項として当協会ではこちらの書類を保管しています。
ご利用いただいたうえで評価の低い店舗には、今後の改善について相談のうえ提案します。
出店のご依頼に基づくお約束どおりに出店できなかった場合は各店の責任において対応しています。

4.書類の提出や情報の開示について

法的根拠のない指示や業務遂行にあたり合理的な理由がない指示や無理な要求については、事務処理や事業者の負担が増えるだけですのでご遠慮いただいております。

5.書類や手続きに関する質問

Q:文化祭・学校祭でキッチンカーに来てもらう際に営業許可証や検便の書類は保管が必要ですか?保健所から営業許可を保管するように言われています。行事の開催届を出すようにも言われています。

A:文化祭・学校祭(以下「学校祭」)でのキッチンカー出店にあたり、営業許可証の学校での保管を保健所から指示されたとのこと、ご質問ありがとうございます。

結論から申し上げると、学校祭でのキッチンカー出店において、営業許可証を学校で保管しなければならないという明確な法的根拠は、一般的には存在しません。(保健所に確認済み:ハラスメント防止の為、保健所名や担当者名は公表していません)

また、「行事開催届」については営利出店の場合の営業許可を所持しているキッチンカーや飲食事業者は対象外となります。ご不明な場合は保健所にご確認下さい。

では、なぜそのような指示が出されたのか?

保健所からこのような指示が出された理由としては、以下のような可能性が考えられます。

1.食品衛生法の趣旨の誤解

食品衛生法は、食品による危害を防止し、国民の健康を守ることを目的としています。営業許可証は、その事業者が食品衛生法の基準を満たしていることを証明するものであり、店舗の見やすいところへの掲示を除き必ずしも常に携帯していなければならないものではありません。

2.模擬店と事業者との誤解

生徒・学生が行う模擬店の場合は、地域のお祭などと同じ用に行う内容によって許可と届け出に分かれます。当協会のキッチンカー事業者は出店にあたって営業許可証を確認していますので、新たに手続きは必要ありません。学校で学生やPTAが行う模擬店に関しては最寄りの保健所で確認しましょう。

3.学校側の安全管理に対する懸念

学校あるいは担当の先生が、万が一食品による事故が発生した場合の責任を問われることを恐れて、営業許可証の保管のため提出を要求している場合があります。営業許可証を提出しても食品事故がなくなるわけではありませんので安全に視点を移して、対策についてご相談下さい。

4.過去の事例や地域特有の慣習

過去に学校祭で食品に関するトラブルが発生したケースや、地域によっては保健所(あるいは保健所の担当職員の方)が独自の解釈でこのような指示をしている可能性も考えられます。

思い込みや独自の判断でお互いに貴重な時間を費やすことが無いように法的根拠を確認しましょう。

どのように対応すべきか?

1.保健所への確認

なぜ学校で保管しなければならないのか、具体的な根拠を保健所に問い合わせましょう。
法的な根拠があるのか、それとも保健所の(あるいは担当職員の)独自の判断なのかを明確にすることが重要です。

2.学校側での内部協議

学校内で、保健所の指示内容と、法的根拠について説明しましょう。
確かに営業許可証のコピーを提示(提出ではありません)したり、食品衛生に関する書類を提出したりすることで、一部の不安を解消できるかもしれませんが、学校側、事業者側でお互いに無駄な手間が増えるだけという場合がほとんどです。当協会ではスムーズなお取引のために保健所や消防等と連絡を取り内容を確認しています。

(当協会にも食品衛生指導員として15年以上の経験を有する者が在籍しています)

また、万が一の事態に備え、移動販売協会から出店する事業者は全員がPL・施設賠償保険に加入しています。

3.弁護士や専門家への相談

法的な問題や専門的な問題に発展する可能性がある場合は、弁護士や専門家に相談することを検討しましょう。
より適切な対応策を立てることができます。

4.その他の注意点

食品衛生法の遵守: 営業許可証を持っているからといって、食品衛生法を遵守する義務がなくなるわけではありません。

当協会では文化祭でご利用いただく学校側と密接に連携し、安全な食品提供に努めることが重要と認識を持っています。

まとめ

文化祭や学校祭でのキッチンカー出店における営業許可証の保管については、明確な法的根拠がないことが一般的です。しかし、保健所や学校側の指示がある場合は、冷静に対応し主張の理解を深めることに努めています。

なお、学校で書類の確認や保管を行う場合は学校が取りまとめの管理者となりますので、「管理業務の代行引受願いについての契約」を結んでいただきます。売上金の管理や出店配置、メニューコントロール他一式の責任業務を会員に確認を取ったうえで委託します。契約事務手数料は規模により異なりますのでお知らせ下さい。

免責事項
この情報は一般的な情報であり、個々のケースに当てはまるとは限りません。具体的な問題が生じた場合は、必ず専門家にご相談ください。

学校側で判断が難しい場合は、保健所や消防等の専門機関や弁護士や行政書士などの専門家にご相談することをおすすめします。

トラブルを回避してスムーズなイベント開催を!

一般社団法人移動販売協会では、出店やイベントでのご利用にあたり、ご利用者の皆様の不安の解消や問題の解決に取り組んでいます。

イベントではメニューの重複や場所の取り合いなどでトラブルも起きていますので、総合的な調整と出店の取りまとめの重要性が見直されています。

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